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2005-07-26

続・Feedsphere(フィードスフィア)について

cybozu.netでは、RSS/Atom Feedもしくはそれに類するメタデータのFeedの普及により新しい情報共有の場が創出されていくと考えており、それをFeedsphere(フィードスフィア。フィードというメディアにより、リアルタイムで情報共有が為されていく世界)と呼んでおります。

Feedsphereは、セマンティックWeb(Semantic Web)や、Web2.0と呼ばれている新しいWWWの世界観と似ていますが、ヴァーチャルではなくFeedによって変革されたリアルワールドをむしろ意味しているところに、あえて新しい呼び方をしている意図があります。

例えば、FOAF(Friend of a friend)は、XMLとRDFを使って人間の属性情報や、人と人との関係をメタデータ化するという試みですが、ヒトの情報をメタデータ化できるのであれば、家電や車、などの(電子的な)物体の情報ももちろんメタデータ化できます。比較的固定的な情報だけではなく、交通情報や災害情報のようなフローな情報、為替や株価、TSUTAYAの新着DVDのレンタル状況、カリスマ美容師のアポが突然キャンセルされて空きが出たことなども、全てメタデータ化できるわけです。このメタデータをFeedする仕組みとそれを受信して閲覧できる仕組みを作れば、散歩している最中にでも、借りたいCDがどの店でなら借りられるとか、今行けば格安料金で美味しいものが食べられる、などというような情報を取得できる可能性があるし、初めて会うヒトであっても互いに趣味・嗜好や仕事上のバックグラウンドなどを瞬時に検索できるようになるはずです。

こうした世界を我々はFeedsphereと呼んでいます。FeedsphereはWeb上の世界というよりも、メタデータのFeedの普及によって実現する、便利なリアルワールドのことです。
このFeedsphereを実現するためには、RSS/AtomなどのFeedをアグリゲート(収集)し、大量に流れ込んでくるデータから自分に必要なものをフィルタリングしてくれるシステムが必要ですし、人間には判読しづらいデータフォーマットであるメタデータを読みやすい形に変えてくれるFeed閲覧ソフトが必要です。cybozu.netは基本システムになると考えています。
また、Feedsphereは、リアルワールドですから、PCを離れて街に出たときにこそ活用されるべきものです。そのためには、モバイル、すなわち現状では携帯電話がプラットフォームになるはずです。

一足飛びにFeedsphereにたどり着けるとは思いませんが、サイボウズがその実現に貢献できることを強く願っており、そのための努力を続けていきたいと考えています。

Posted by cybozu.net公式Blog管理 on 7 月 26, 2005 at 04:03 午後 |

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